成長に時間がかかるツゲの木材は、直径20cm程になるまでに50年近くかかります。
それゆえに木目が細かく緻密で加工後の狂いが生じにくいことから昔から櫛やかんざし等に使用され、また印材としても長く親しまれてきました。また柘材には鹿児島で生産される薩摩柘と輸入材のアカネと呼ばれる2種類があります。
当店で扱っているのは鹿児島の薩摩柘印材で緻密で硬く最高級の柘印材です。それでも象牙や黒水牛と比べれば朱肉に含まれる油に浸食されやすいので長期間使用する間に劣化することもあります。頻繁に仕事で使用する場合はこまめに朱肉を拭き取っていただくことをお勧めいたします。
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5mm丸 ■18.0mm丸 ■21.0mm丸 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm角 ■18.0mm角 ■21.0mm角 ■24.0mm角 ■27.0mm角 ■30.0mm角 |
本黒檀は現在では殆ど入手出来ません。
印材としては近縁種の縞黒檀を総称して黒檀と呼び、日本では古くから仏壇やタンス、箸などに利用され日常生活の中にとても馴染みやすい木材です。木の印材としては最も硬く耐久性に優れています。見た目も黒を基調とした中に淡い赤褐色の縞模様が入っているものもあり、縞目の美しさは高級感と落着きに溢れています。
保管に関しては木製の印材ですので朱肉の油による浸食もありますので、朱肉の残りは柔らかな布等を用いて拭き取ることも大切です。
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5mm丸 ■18.0mm丸 ■21.0mm丸 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm角 ■18.0mm角 ■21.0mm角 ■24.0mm角 ■27.0mm角 ■30.0mm角 |
黒水牛、はおもに東南アジアに生息する水牛の角を加工し、黒く染められた印材です。
水牛の角は頭部の皮膚の毛の線維が密集して硬質化したもので動物性タンパク質で構成されています。粘り気があり油に強いため朱肉による浸食が少なく、見た目も漆黒の光沢が落ち着いた高級感を醸し出し、アクセサリーやボタン等の装飾品にも使用されています。印材としては殆ど角の先端部の芯を含む部分、芯持ち印材が使用されています。
それと保管には少し注意が必要で、印材を構成している線維が純毛のセーターなど衣類を食べる3ミリ程度の小さな虫に食べられることがありますので、長期間使用せずタンスや机の引き出しに保管される時は必ず印鑑ケースに入れて保管
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5mm丸 ■18.0mm丸 ■21.0mm丸 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm角 ■18.0mm角 ■21.0mm角 ■24.0mm角 ■27.0mm角 ■30.0mm角 |
少し前までは『オランダ水牛』と表記されてました。
最初はオランダ植民地のタイから輸入されていたため長年オランダ水牛と呼ばれてきました。近年ではアフリカやオーストラリア産の陸牛の角が増えてきたためオランダ水牛ではなく表記を改め牛角になりました。材質は黒水牛と同じで粘り気があり朱肉の油にも強い印材です。
見た目は【牛角白】と【牛角色】の2種類があり牛角白は黄色みを帯びた飴色とグレーかかったものがあり茶色の縞模様が全くないものを牛角白「純白」と呼びます。牛角色は表面に茶色の縞模様が入っていてこの縞模様が薄く少ないのを「色上」、濃く多いのを「色並」と区別しています。
保管に関しても黒水牛と同じく衣類を食べる小さな虫に食べられることがありますので必ず印鑑ケースに入れて保管してください。
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5mm丸 ■18.0mm丸 ■21.0mm丸 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm角 ■18.0mm角 ■21.0mm角 ■24.0mm角 ■27.0mm角 ■30.0mm角 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5mm丸 ■18.0mm丸 ■21.0mm丸 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm角 ■18.0mm角 ■21.0mm角 ■24.0mm角 ■27.0mm角 ■30.0mm角 |
象牙とは、アフリカ象やインド象の上顎にある門歯(もんし)、
人でいう切歯(せっし)、前歯が長大に発達したものです。
外見上、牙のように見えるので『象牙』と呼ばれています。象牙には適度な吸湿性があり手に馴染みやすく、緻密性・硬度・適度な弾力性と粘り気があることから、三味線の撥や根付け、ピアノの鍵盤・ビリヤードの球など幅広く使用されてきました。印材としても木の印材や角の印材に比べ捺印性(印面に朱肉が付きやすく捺印した紙の上に朱肉が離れやすい)が非常に優れています。
そして美しい光沢からは高級感が溢れ、持つ人の「ステータス」と「満足感】の両方を得られる印材でもあります。
しかしながら乱獲や密猟で絶滅が懸念され1989年ワシントン条約で象牙の輸入禁止措置が採られました。その後も何度か輸入が認められています。現在日本国内で流通している象牙は輸入禁止以前の在庫か、その後一時的に解禁された合法的なものです。日本では、1993年種の保存法が施行され象牙の取引も管理されています。
当店でも「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づき、特別国際種事業の登録を行っており象牙製品を取り扱うことができます。登録番号 第03675号
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5mm丸 ■18.0mm丸 ■21.0mm丸 |
以下のサイズを揃えています ■15.0mm角 ■18.0mm角 ■21.0mm角 ■24.0mm角 ■27.0mm角 ■30.0mm角 |
チタンは金属の中でも最強といわれるほど優れた素材で、
火災や水害などの災害に対しても錆びたり燃えたりすることはありません。
さらに摩耗にも強く、印章としての一番大事な捺印性能にも優れています。
用途としてはゴルフクラブなどのスポーツ用途、航空宇宙産業や自動車部品など常に技術の最先端
で使用されています。
印章用としては、2005年頃から使われるようになり、現在市販されているチタン印章ではほとんどのものに
純チタンが使用されています。金属なので欠けたりはしませんが、縁は細いので強い衝撃を与えると変形することが
あります。
以下のサイズを揃えています ■15.0mm丸 ■16.5㎜丸 ■18.0㎜丸 ■21.0㎜丸 |
以下のサイズを揃えています ■18.0㎜角 ■21.0㎜角 ■24.0㎜角 ■27.0㎜角 ■30.0㎜角 |
〒840-0801 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目14-28
TEL:0952-30-2552
FAX:0952-30-2900
平日営業: 9:30〜18:30
土曜日営業:10:30〜16:00
【休業日】
年末年始:毎週日曜・祝日・(土曜日不定休)
特別国際種事業(象牙製品を取り扱う事業者)
登録番号 第03675号